今、この拙い記事を 読んで下さっておられる方。
健康な方、病の床におられる方、
何かしらの不安を抱えておられるかた、幸せの真っ只中のかた、
泣きたい気持ちのかた、心が音を立てて崩れんばかりのかた、
退屈されてる方、考え事をされてる方、
今のこの瞬間に生を受けて誕生日する命有り。
またこの瞬間に息を引き取り命の終わりを迎える方。
それぞれの時を経る。
赤ん坊は産まれて、母の胸に抱かれ?安らぎを感じるで有ろう。
1999年、父は68歳で肺癌にて命の終わりを迎えました。
亡くなる数分前、呼吸を大きくしました。
異変に気付き、(お父さん)と呼びました。
父は喉仏?をゴックンと動かし返事をしてくれたのです。
わたし、母、姉二人、四回喉を動かして。
麻薬が体内に入り、意識もない状態であったにもかかわらず。
聴覚は最期の最期まで機能しているのでしょうか。
お父さん、と言う事だけでいっぱいでした。
四人の お父さん、と言う声を聞き終え、数秒で心電図からピーの音。
17年経った今、父が息を引き取る瞬間に抱いていられたなら、と思う私がいる。
人はどんなに強がっても、孤独なもの。
強い人なんていない。
強く在りたいと望むだけ。努めるだけ。
八苦のひとつ、愛別離苦、
愛する人と別離する苦しみ、
癌と闘い苦しみ(生老病死苦) 死して楽になった?
良く頑張ってくれました。
と思わなくては、悲しみもなお、深く。
死する時、愛する人に抱かれ旅立てたなら この上ない 至福な人生であったろう
と思えるかもしれません。ね。
恋人との別れも、
嫌いになり別れることと、愛したまま別れる事、
どんな状況の別れが来るか分からないけれど、別れは辛い。
傷のつきかたもそれぞれ違う。
どんな言葉で終わるか、意地を張って心にも無い言葉が出るかも知れない。
でもね、どんなに苦しくても、死にたいくらい辛くても
時は皆に平等に与えられる。
人間とは、悲しみを癒す力を持っている生き物。
強いんじゃない!
そうできてる。と信じたい。
ただ、自ずから傷付く道を選択しないこと。
汝 危うきに近寄らず。
死して別れ、生きて別れ、それぞれ形は違うけれど
傷ついた時こそ
自分を大切に生きて行こうね。
自分を愛してあげようね。
弱い自分を受け入れようね。
頑張ってる自分を
褒めてあげようよ
振り向かないでね。
前をしっかり見て、足を地に着けよう
今は心に雨が降っているだけ。
いずれ心の栄養となる雨にしてみようってね
我が心を優しく抱いて 歩んで行こう。。
画像お借りしました。
花言葉 感謝らしいです。。
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優しく抱きしめて 公英のひとり言
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